市政の焦点 ⑥敬老パス改悪

2026/07/17

市政の焦点

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⑥敬老パス改悪


「70歳になったら敬老パスが使える」と喜んでいた高齢者の感情を逆なでする敬老パスの縮小が今年度から始まっています。市の予算のわずか0.5%の優待乗車証に、なぜ目くじらを立てるのか。大型開発優先、市民の暮らし切り捨ての札幌市の秋元市政の冷たい姿勢が端的に表れています。

敬老パスの改定は、①年間上限額を従来の7万円から4万円に

②2年後の28年から自己負担率を全て使用量の半分の50%に、つまり1万円チャージすれば5000円の自己負担

③交付対象は従来の70歳から75歳に引き上げ

④5年後をメドに存廃を検討する ― 「廃止ありき」の制度改悪そのものです。

敬老パスの改悪を巡っては、札幌市内全域で「反対署名」が行われ、6万人超えの署名を市に届けました。市民の請願も不採択として、オール与党で縮小にカジを切りました。議会をチェックする市議会議員は本当に市民の声に寄り添ったのか。

今年度から対象となる市民は、アプリを活用して、歩数などに応じてバスやJRを利用できる「アルカサル」という新制度も導入されました。

敬老パスは、買い物、通院、ボランティアなど、高齢者が外出する機会を制度面からサポートする、他県に胸を張れるシステムでした。しかし、利用条件も対象年齢も自己負担率を改悪されると、高齢者の外出の機会を奪うことにならないか。バスの減便、路線廃止、相次ぐ運賃値上げの中、私たちは声を上げてはいけないのか。

「清田区新聞」2026年7月19日号より


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