新MICE必要?!
札幌市が2033年に、中島公園のパークホテル駐車場を買い取って建設を計画する「新・MICE」を巡って、税金を投入してまで作る必要があるのかとの声が、市民から噴き出しています。
白石区東札幌のコンベンションセンターがある中で、果たして国際会議・イベント・見本市などの需要があるのか。
新・MICEの整備費は487億円。札幌市が自ら土地を購入する方針のため、取得費は105億円。現状では592億円に上り、札幌市の身の丈に合っているのか疑問視する声が上がっています。
施設は、会議と展示を同時に開催できるメインホールの他に、多目的ホールを確保、単館で3000人~5000人、周辺ホテルと連携して、5000人超の学会などを開催できる規模の施設を目指しています。
稼働後の収入は、利用料金収入、備品使用料、駐車場収入を合わせて年間約10億6000万円、支出は人件費、物件費など年間約8億3000万円、運営収支は年間約2億2000万円の黒字と試算。
施設の使用年数を80年と想定、土地取得費や「札幌コンベンションセンター」のMICE件数減少分を引いても、約30億円のプラス収支と想定しているが、建設資材の高騰などで「絵に描いた餅」に終わる可能性はないのか。
いつ来るかわからない新幹線の札幌延伸、都心再開発、都心アクセス道路など、ハコ物に湯水のような税金の投入を見直し、市民の命と暮らしを守るために使うべきです。
「清田区新聞」2026年5月24日号より
